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Lidoロルバーンができるまで その1

まずは素材選びから。たくさんあるウォールペーパーの中で、コンディションの良いもの、
ストックがあるもの、を探すところからはじまりました。

ほとんどのウォールペーパーは10フィート(約30メートル)がロール状になっています。
幅はおよそ50センチ。主に1960年代〜1980年代前後のオランダ、ベルギー、ドイツ周辺で作られ未使用のまま眠っていたものです。昔のウォールペーパーはいわゆる「紙」。
はけで糊を塗って壁に貼っていました。ロルバーンの表紙にすることが実現できたのも、
この素材のおかげなのです。シール状やビニール素材だと表紙への加工はできなかったそうです。

何十年もロールの状態で保管されていたため、カールがしっかりついています。
ロルバーンの表紙が4枚取れるサイズにカットしていき、重しをして数週間のばす作業がとても大変でした。
ちなみに、どのように柄をトリミング(切り抜き)し、表紙にしたときに良い柄が出るか、
を考えながらのカットもスタッフの腕の見せ所です。柄によって「ここを見せたい!」
という思いが詰まっており、時間をかけて行った作業です。

ラッピングペーパーは平らな状態のものを使用し、カットは比較的スムーズに行うことができました。

この状態で、加工先に出荷し私たちの手を離れました。
2021年8月末のことです。

(Lidoロルバーンができるまで その2 に続きます。)